支えあいの会の考える明日への活動
*「支えあいの会」パンフレットを見て頂いた方へ パンフレットの電話番号表記に誤りがありました。正しい番号は045-302-0732です。お詫びして訂正いたします。
・障がい児者ひとりひとりを尊重し、個性を大切にします。
・利用者の個性に合わせたプログラム設定をし、利用者が将来積極的に生きていく力を養うことができるよう支援します。
・将来に向けて、食事、排泄、手洗いなど日常の基本的な生活動作や掃除、買い物など生活に必要な知識と技術の習得支援を行います。
・利用者が、安全で快適に過ごすことができるよう物理的空間に配慮して、けがや事故防止に努めます。
・在宅支援の一環として、家庭とをつなぐ安心できる「居場所」も提供します。単に一時的な預かり場所としてではなく、「精神的な満足感」が得られるよう努めます。
・必要に応じて、家庭または地域の他施設と連携協力をします。
・障がい児者が社会の一員として相応の役割を担うことによって、社会から承認され、感謝され、尊重されるような活動を提供します。
セルフイメージを変える
「わたしにはできる」
何か行動を起こそうと思ったとき、人はまず行動に対して自己効力感というフィルターを通して「できそうか?」を判断します。(自己効力感とは、「自分が行為の主体であると確信していること、自分の行為について自分がきちんと統制しているという信念、自分が外部からの要請にきちんと対応しているという確信」。自己に対する信頼感や有能感のことをいいます。簡単に言うと何かの行為に対して「自分はちゃんとできる、やれている」といった感じ<「自分ならできる」といったセルフイメージ>のことです)
例えば「今座っているイスから立ち上がる」行為に対してすら、「立ち上がることができない」と思えば立ち上がろうとはしないはずです。「自分は立ち上がることができる」と思っているからこそ、その行為を行うわけです。こうした日々の簡単な行為から、あるいは人生をかけた大きなチャレンジまで自己効力感は影響を与えます。
この自己効力感が低くなると、「自分はきっとうまくできない」という気持ちが強くなり、やる気がなくなって行動を起こす気力もなくなっていきます。逆に、自己効力感の高い人は「できそうだ!」と考えているため活動的で、ポジティブな気持ちで行動するので結果も確率が高まります。成功すればまた自己効力感が高まるので、やる気が出てくるといった正のスパイラルが発生しやすくなります。
つまり、自己効力感をいかに高めていくかがモチベーションの向上から人生の成果までをも決めていく出発点といっても過言ではないでしょう。
「自分はできるんだ」、「自分はやれているんだ」ということの積み重ねによって、「生かされる人生」ではなく、「自分で生きていることを実感できる人生」を歩んでいただきたいのです。